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老後は日本に帰りたい:夫婦で意見が別れるケース

日本を離れていると妄想がふくらむ

以下はYoutubeコメント欄よりYoshio Endoさんのご意見です。とても納得できました。

僕もアメリカへきてから45年になり、奥さんはアメリカ人です。子供も孫もアメリカにいるので、老後に夫婦で日本に行くという選択はありませんが、帰国したい気持ちは毎年でてきます。

60才になってから引退して時間の余裕もでてきたので、一人で毎年一回だけ日本に行く事にしました。最初の年は、家具付きマンションを1か月借りて、毎年少しずつ滞在日数を増やして、将来は毎年3か月日本、9か月アメリカ的な生活がいいかなって思っていました。

しかし実際にやってみると、3か月東京で一人暮らしというのも楽ではないです。2年目は3週間滞在。3年目は2週間滞在。次回は10日で充分かな~と思っています。

ずっと帰国しないと妄想ばかりふくらんでしまい、いざ実際に行ってみると、アメリカ滞在の長い僕にとって東京は、懐かしいけど居心地の悪い所になっていました。いつかは帰国したいと悩むよりも、毎年少しずつ一時帰国してみると現実的な生活はアメリカの方が住みやすいと思いました。

完全に帰国することよりも、とりあえず何年間か、毎年一時帰国してみると気が楽になると思います。毎年一時帰国をするタイミングになると、誰と会おう、何処へいこう、何食べようとか、考えているだけで楽しいですよ。

Yoshio Endoさん2020年10月10日の投稿
(一部改変)

老いについての固定観念

以下もとても納得のいくと同時に勇気の出るご意見。このYoutubeを教えてくださったスイス在住約30年のモウさんからいただきました。

Youtubeを観てはじめに浮かんだ感想ですが、海外に住むことと関係なく、多くの人が、歳をとると必ず入院するとか、誰かの助けが必要とか、誰かにオムツを替えてもらうとか、ボケるとか、そういった老人のイメージに固定されすぎている気がします。

芸能人が結婚するときも、将来この人にオムツを替えてもらいたいなんていう人もいるくらいですが、固定観念を持ちすぎなのではないでしょうか?

私だって将来、オムツが必要になる可能性もありますが、現在88歳の母をはじめ、母の周りの友人や知人も、みんなそれなりに小さなことはあるものの誰も大病もせず、自立して(高齢者なりに)“普通の”生活をしています。

母は杖だけは持って歩いていますが押車なども必要ないし、FaceTimeで喋っても滑舌も悪くないし、ネットサーフィンもするし、TVでドキュメント見たり、映画も観るし、友人と本を貸し借りしたり、全く普通です。決して母が例外なのではなく、母の周りにいる、母の小学校、高校、短歌の友人みんな90歳近いのに全く普通に暮らしています。

私のお茶の先生も同じく88歳で、介護施設でお茶を教えてられますし。

アメリカの医療費を心配したり病気になることを心配するより、健康を維持するために自分でできる事をすることで不安も小さくなるのではないかと思いました。

スイスのモウさんよりの私信(2020年10月11日付)

Aさんの不安に共感していたのですが、モウさんのご意見で力が湧いてきました。みなさん、いっしょに元気な老人になることを目指しましょう!

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